【京都の海】伊根の舟屋~夕日ヶ浦海岸ドライブ旅行

先日レンタカーを借りて京都の端っこ、伊根町の舟屋と絶景の夕陽を求めて夕陽ヶ浦海岸までドライブしてきました。

その時の備忘録として記事を書いています。

前々から夕陽ヶ浦海岸へ最高の夕陽を観にいきたい!と思っていて実は今年の夏に行く計画を立てていたのですが、夏の日照時間とレンタカーを借りられる時間が合わず断念していました。

今回は日照時間も計算に入れた完璧な計画で旅をしてきましたので、思い出を振り返っていきます。

伊根の舟屋

京都府与謝郡伊根町という京都の端っこ、日本海側に位置する舟屋の街。

舟屋とは海際に並ぶまるで海に浮かぶ家のことだそう。

海沿いを囲むようにズラッと並ぶ家々はなかなか見ることのない景色です。

人間はどこにでも家を立てて住み着くことができるんだなと思うと同時に、こんな海際に家を建てる先人達の知恵と技術に感心したり。

AM11:00ごろについたので、流石に漁はしておらず遊覧船が行き交う中、船上の観光客を海猫が相手している光景が見れました。

街を散策してみるとなんとも情緒のある街並み。

ジブリの「コクリコ坂から」を思い出し頭の中でずっと「さよならの夏」が流れていました。

舟屋の見学ができる場所もあり、この街の営みの一片を垣間見えました。

INE CAFE

伊根町に来た目的のほとんどはこのカフェでおしゃれ写真を撮ることです。

海沿いに佇むおしゃれカフェ。

潮風を感じながらコーヒーや食事を楽しめるテラススペースと、海と舟屋の景色を一望できる2階席があります。

予想はしていましたがやはり混み合っていて、テラスではなく2階席へ。

しかし2階席も素晴らしく綺麗な景色でした。なんなら寒かったので室内で良かったかも。

煌めく海とコーヒーの映えフォト

コーヒーとケーキを注文しました。

ふわふわのシフォンケーキ

非日常を感じながらゆっくり過ごす時間がたまりません。

遊覧船で海猫と戯れる

お昼ご飯を食べようということで伊根町の道の駅に向かうため、駐車場に向かおうと思ったところ
INE CAFEから駐車場まで結構距離がありました。

全然歩ける距離で10分弱くらいなのですが、まだ旅は始まったばかりで楽をしたい欲が出てしまいました。

すると遊覧ボートのおじさんが呼び込みをしており、なんと海上からいねの舟屋を案内しつつ目的の駐車場付近で降りられると!

出航ギリギリでしたが乗せてもらうことができました。

ちょうど船にも乗ってみたかったので一石二鳥。

案内のおじさんの小粋な観光案内トークと緩急あるボートのスピード調節、軽快なターンのドラテクに感心しつつ海の上から舟屋群を観光できました。

海沿いのお家のテラスでは若いご家族がおそらく友人と共にBBQをしている光景に出会い、海のある田舎暮らしっていいなと思いました。

手を振ると振替してくださる地域住民の温かさ。

途中おじさんがしけったカッパえびせんを配り始め、海に向かって投げると海猫が寄ってくるよとまさかの餌付け体験もありました。

結構なスピードで海を走るボートに追従しながら、適当に投げたカッパえびせんを正確にキャッチする海猫。

何より餌を持っている人だらけの船内に突っ込まず、ちゃんと海に投げるまで待っている賢さに驚きです。

しばしの戯れのあと目的の駐車場付近で停泊し、楽+αで車まで戻れました。

道の駅 舟屋の里伊根

昼食は道の駅で取ることにしました。

舟屋群から程近い高台の方にある舟屋の里伊根。

せっかく海沿いに来たのだから海鮮が食べたいということで食堂へ向かいます。

先ほどの遊覧ボートのおじさん曰く「この時期はブリが美味しい」とのことで目当てに行きましたが、なんと完売・・・

でもどれも美味しそうな海鮮メニューばかりで僕は欲張って刺身と煮付け両方楽しめる定食にしました。

さすが海沿いだけあって新鮮でとても美味でした。

ちょっとだけブリも食べられました

食後はお土産も買い、魚の干物を片手で食べられるヒスク(干物スティック)をおやつに買い車へ戻ります。

人気のイタリアン風味。ジューシーで美味でした。

夕日ヶ浦海岸

今回の旅の本来の目的でもある夕日を観に夕日ヶ浦海岸へ向かいます。

伊根町からは車で約2時間。結構離れていて海際はカーブも多いので普段運転をしない人は気を抜いてはいけない道のりです。

でも時折見える海岸線を見ながらのドライブは爽快です。

今回11月の中頃に行ったのですが、この時期の日没は17:30~18:00ごろ。

17:30頃に到着するよう出発して計算通り到着しました。

曇りです・・・

夕日の影もないくらい雲に覆われていました。なんなら途中雨も降ってきました。

本当なら美しい夕日がみれたはず・・・

ただ暗い海に来ただけになってしまいましたが、暗い海も吸い込まれそうな雰囲気が漂っていて見様によっては幻想的です。

普段海のない街で暮らしているので海に来たこと自体が非日常。割と満足です。

せっかくなら夕日も観たかっったし、温泉もあるので次は泊まりでリベンジを心に決めて旅を締めくくりました。

まとめ

今回伊根町~夕日ヶ浦海岸のドライブコースで旅をしていきました。

京都市内からの12時間のレンタカーだったのでこのコースが時間的に限界でしたが、マイカーなど時間に余裕があれば伊根町の前に天橋立観光もできるかなと思います。

京都といえば神社仏閣のイメージですが、端の方にいけばまた違った観光スポットも多いのでぜひ目を向けてみてはいかがでしょうか。

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